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お暑うございます。皆様いかがお過ごしですか。

勝手に百番の時間ですw
本日の曲は「夏の曲」

「千鳥の曲」と同じ、吉沢検校の作によるもの。ただ、本人の作はちょっとマニアックというか今までの曲のような手事部分がなくてあまり受けがよくなかったので、後で別の人の手により手事と中散し、散しがつけられました。

時代の空気を映したのか、復古主義というか国風主義(ご本人は国粋主義者ではなかったようです)傾向があり、歌詞は全て古今集から取られています。
同様に「春の曲」「秋の曲」「冬の曲」があって、ワンセットとなっています。
その中でも春の曲がダントツの人気で、次が秋の曲。夏と冬は今ひとつ人気がないようなのが残念。
まあ、季節的に個性が強いと好まれないのかもなあ。冬の曲とかかなりいいんだけど。

さて、今日の夏の曲。ホトトギスの鳴く頃からはじまり最後は秋の気配を風に感じるという構成です。
古典にしては珍しく甲音(指定されている音通りに唄う。他の曲は普通乙音=1オクターブ下げて唄う)で唄います。
そのせいか、唄い手によっては爽やかにも涼やかにも唄える曲。
個人的には割合気に入っている曲なのですが…

かつて演奏中にホワイトアウトしたw
尺八と筝本手、筝替手の3者で合奏する曲なのですが、替手の手事で何か意識が遠くなったんですよね。
かなり難しくて、本手の倍速で弾くのに必死だったんだけど、必死過ぎてどうにかなってしまったのかも。

間違ったり上手くいかなかった曲って何だか心に残る。
「ままの川」もそうでしたが、これに関しては嫌いなのではなくてどちらかと言えば無念の思いが未だに残っている、そんな曲。

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