濃色の衣

昨日の日記に書き忘れた話。姫のドレスについてのどうでもいい解説を以下に。

・タフタ
　
主に絹製の平織。経糸も緯糸も精練された絹なのでかなりつやっとして見える生地。模様入りにしようかと思ったんだけどゴブラン織りは超重いので仕事には向かんだろ、とこれに。マイ設定により、プリントはないことになっているので姫に柄のドレスを着せるとなるとえらいことになる。

・リネン
高級麻布。麻、というとざらっとした印象があるが、あれはジュート製で、リネンは亜麻製で柔らかい。ローン地も極薄い平織。ピコフリルとかがかなり映える生地。

・濃藍色
これに関しては参考にしている時代設定にはない可能性のある技法で染めている。一応藍染──インディゴを想定しているが、デニムなどに使われている濃い色のインディゴブルーが染められるようになったのは割と最近の話。昔は還元法を使わなかったためどんなに頑張っても青にしか見えない色にしか染まらなかった。
姫のドレスは夜空の色、とのことなので一旦黒系統で軽く染めてから藍を還元法を使って濃く染めているものと思われる。

派手な飾りはないけどブラウスの見えている部分がかなりひらひら系なのとローブ自体がつやっとしているのでさほど地味ではないと思う。

ほんとに姫のドレス考えるの超楽しい。