不如帰一声

…って書くとめちゃめちゃかっこよく見えますが。ちなみにこちらでのホトトギスの初鳴きはまだです。
西日本の方はかなり暑かったようですね。

暑くなると水着やら浴衣やらが大々的に店頭に並び始めて夏が来ることを思い知らされる訳です。
浴衣が案外手頃に夏を感じさせる衣装だということで随分身近なものになっていますよね。
つい魅入ってしまいます。そして店員さんに接客されて慌てて逃げるというｗ
まあ、かき入れ時だしね。ただ、本気で見たい方はこの時期が一番いい、気合入った柄が出るというのもホント。

確かに手頃だよなあ…一度ワンセット買ってしまえばある程度の着まわしが可能だし、普通の着物と違ってポッキリ価格だから怖くないし。
普通の着物って反物買ってもそれプラスあれやこれやしないといけないのでかなりの＋αが必要になるんですよ。
それがなくて浴衣30000円、半幅帯12000円等と分かっているってなんという安心感。
買ったらすぐ着られるし。仕立待ちしなくてもいいんですよ。
ほとんどワンピース感覚ですよね。

基本的に洋服も浴衣も好きな色、好きな柄を選ぶのがいいのですが、洋服で似合わない色柄が案外合う時があったり。
背の高い方は大きな柄、小柄な方は小さな柄を選ぶといいとされてますけど、一概に言えないし。
洋服だと鏡の前に立った時に「うわぁ…（どんびき）」な柄・色でも浴衣や着物だとすごくいい時もあるし。
絞りのような一見膨張して見える生地がふくよかさんに合うのは割りと知られてますよね。

でも、浴衣って暑いんですよ。
あれは、見ている人に涼しさを演出するのであって、こちらはちっとも涼しくないｗ
綿コーマ（一番ポピュラーな浴衣地。綿の平織り）にぴっちり糊かけしようものなら地獄の暑さ。
だからといって紅梅織り（織り地に格子の節のようなものができるもの。透け感があって涼しげ）にしても結局襦袢着るから暑いし。
麻100％だと涼しいけどすぐ皺になるし（縮とかいいけど本当に縮むし）。
麻綿混紡のものに適当に糊かけして肌に直に触れないようにするのが一番いいのかも。
最近出ているポリの浴衣ってどうなんですか。ポリの夏着物（絽）持ってますけどあれかなり暑いんですが。

そういえば一時期出回ったセクシー浴衣ってどうなったんでしょう。
半チチ見えるくらい襟が開いていて、背中丸出しの超ミニで、帯が子供がする兵児帯みたいなのをちょうちょ結びしてたような。おはしょりもないように見えたので、あれ、もしちょっとあったらすぐ何もかも全開ですよｗ
最近見ないなあ。やっぱり受け悪かったんだろうか。誰か買ったって方、情報きぼんｗ