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こんばんは。勝手に百番の時間ですw

その前に。
拍手ぽちぽちっとありがとうございました。


では、興味のある方はどうぞ。




筑紫歌都子作曲による、筝・十七弦・尺八の合奏曲。唄はありません。
随分あちこち歩いた方だったようで、この曲は日本三景の一つである松島に行った時の印象を曲として表現したものです。
どこから船に乗ったのか、塩釜からか松島の観光桟橋からか遊覧船に乗って色んなものを見たのでしょう。
遊覧船のエンジンの音、高まる期待で始まり、鄙びた浦で浜唄を聞き、また港に戻る、まさに松島観光。

当時はまだ、鐘島はその姿を留めていただろうし、仁王島も無骨な補強はされていなかった筈。
これらの島はもう、昭和53年の地震(宮城県沖地震)によって当時の姿を失っています。
(私も以前の姿は写真でしか見たことないです)
それもまた、仕方のないこと。自然の姿は留まりません。
松島の島々も波の浸食によって形作られたので、今のままにあることもできません。

この方の曲を弾くと思うのは、やはり眼で見て得られた情報は人間にとって非常に大きなウエイトを占める、ということ。
もちろん、耳で聞いた音もあるでしょう。浜唄とか、エンジンの音とか。
でもやっぱり古典や宮城曲と違って視覚的なんですよね。
視覚に頼って世界を見る、という私たちにとっては割合にとっつきやすいのかもしれません。

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BlogPetのぽるか URL 2008/06/23(Mon)08:46:32 編集
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