秋の遺伝子

コンビニの店先の薪の束に秋を感じる今日この頃。

本題に入る前に。
拍手ありがとうございました。

そう、東北の一部にはある種の遺伝子が脈々と受け継がれている。
たこ焼き作れる遺伝子とか、ジンギスカン（タレに漬かっているタイプ）焼けたの分かる遺伝子とかに近いものかもしれない。
その名は「河原で芋煮したくなる遺伝子」だ！

東北の一部では何故か秋になると河原に下りていって芋煮なるものをする。
宮城と庄内では豚汁風の味噌味で、山形内陸では芋っ子汁などとも呼ばれる牛とネギの醤油味。
どっちも旨い。好みはどちらを先に食べたか、にかかっているかも。
ちなみに9月初めに行われる山形の「日本一の芋煮会」で作られるのは当然牛とネギの醤油味の方。プールみたいな超巨大鍋にショベルカーで食材を入れて作ってます。

色々準備もあるし、後片付けが結構面倒（鍋を洗うのが大変）なのですが、最近はスーパーでも鍋もセットで貸し出したりしていてお手軽に楽しめるようになってます。
その流れでコンビニで薪を売っているんですね。
初めて見た人はまず間違いなく防災グッズだと思うようです。

職場なり、友達同士なりで外で食べるのは中々楽しい。
調理の中盤、芋が煮えるまでが長いのでそこで酒が入って訳分からなくなるものもまたよし。
隣のグループから余ったうどん玉貰って最後豚汁うどんとか肉うどんになるもよし。
最後に何もかもが燻されてきな臭くなるのもお約束ｗ